2017.2.17

室屋 成(むろや せい)

その爽やかなルックスで女性ファンからも熱い視線が向けられる室屋選手。2016年8月に開催されたリオ・オリンピックには日本代表として出場。現役大学生でもあるFC東京の右SB・室屋成選手は、現在人気・実力共に急上昇中!(取材日:2016年9月11日/2016年9月30日発刊号掲載)

―まずはサッカーを始めた頃のお話を聞かせてください 3歳年上の兄が地元のサッカーチーム(大阪府・ゼッセル熊取FC)に入っていて、「俺もやる!」とサッカーを始めたのが4歳の頃です。同い年の南野拓実(元セレッソ大阪・現レッドブル・ザルツブルグ)も一緒のチームでした。拓実のお兄さんも僕の兄と同い年で同じチームだったんですよ。 子どもの頃はサッカー以外にも、色々と習い事をしました。兄が何かを習い始めたら「俺も俺も!」って言って。親は何でもやらせてくれたんですが、僕はすぐ飽きてしまって…。プールや習字にも行きましたが、一週間くらいで「もう絶対行かん!」って、すごいわがままな子どもでしたね(笑)。好奇心旺盛でいろいろ興味あるけれど長続きしない。でも、唯一飽きずにずっと続けられたのがサッカーだったんです。

サッカー人生の転換期は高校→大学時代。

―それからサッカー人生は順調に進んだ? いいえ、そうでもなかったです。セレッソ大阪ジュニアユースのセレクションを受けたんですが、拓実は受かったのに僕は落ちてしまい…。その時はサッカーへの気力が無くなりかけましたね。だから中学時代はプロになることは全く意識していなかったです。そんな中、兄が高校生の時に選手権に出場して、「僕も選手権に出たいな」と思うようになりました。 ―高校は全国でも強豪の青森山田高に進学しました。 入った当初はもちろんスタメンを狙うなどというつもりはなく、「高3で選手権に出られたらいいな」という感じでした。それが高1からトップチームで試合に出してもらえて、急に代表にも呼ばれるようになって。自分でも信じられなかったし、それからは周りの見る目と実際の自分とのギャップをいつも感じていました。その後、明治大学のサッカー部へ進んでから、気持ちの上でも徐々に自分に自信が持てるようになりましたね。

卓球銅メダル・丹羽選手とは高校から同級生!

―今シーズン、東京に加入。8月のリオ・オリンピックではSBとして全試合出場しました。オリンピックの率直な感想は? やっぱり悔しいという気持ちが一番強いですね。現地ではわからなかったけれど、日本に帰ってきたら卓球とか陸上とかすごい盛り上がっていて。正直、帰ってからもテレビ中継はあまり見なかったです。(卓球の日本代表・丹羽孝希選手とは同級生なんですね。)そうなんですよ。青森山田高と明治大で。(仲が良い?)丹羽君は高校の時からけっこう忙しくて、ほとんど話したこともなかったですね。大学でたまに会ったら「おう、丹羽ちゃん~!!」って挨拶するくらいです(笑)。

LINEは苦手   (^^;)

―オフの時にはどう過ごしていますか? 家に居るのがいやなので、だいたい外に出ています。買い物をしたり、誰かと食事に行ったり、一人で映画に行ったり。チームメイトでは東慶悟選手、水沼宏太選手、橋本拳人選手、圍謙太朗選手あたりとよく出かけます。(リラックス法は何かありますか?)なんやろ?温泉に行くことですかね。 ―ではズバリ、室屋選手の好みの女性のタイプは? 自分のしたいことをしっかりと持っている人が良いですね。 ―連絡は自分からマメにする方? LINEとかめっちゃ苦手です。既読スルーもよくしちゃいます(笑)。でも悪気は全くないんですよ、あとで返せばいいやと思っているんで。(「なんで返事くれないの?」と言われたら?)もう、絶対無理です(笑)。束縛されるのが苦手なんですよ。 ―「成(せい)」は素敵な名前ですね。その由来は? 親が平成の「成」という字が良いと思ったそうです。それから何かを「成し遂げる」「成功する」人になって欲しいとの意味が込められているのだと聞いています。

最後に、頑張っている人たちへ応援のメッセージをお願いします

自分も壁によくぶち当たるけれど、あまり深く考えないように、でも『絶対うまくいく』と考えてやっています。それくらい楽な気持を持ってやっていけば、きっと問題ないと思うので”気楽“に。後になって考えたらきっとその悩みもちっぽけなものになっている思うので、人生を楽しみましょう!

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182chスタッフ

調布歴30年!調布を心から愛するスタッフが書いています。