6月5日(月)、FC東京選手会による小学校訪問が行われました
6月5日(月)、FC東京選手会による小学校訪問が行われました。
ホームタウン地域の小学校を訪問して子どもたちと触れ合うことで、FC東京というクラブをもっと身近に感じてもらうとともに、プロスポーツ選手として子どもたちに夢や感動を与えたいという思いから、FC東京選手会が企画して実施するこの企画は2008年より毎年実施しており、今年で10回目となります。
調布市立石原小学校を訪れたのは高萩洋次郎、大久保嘉人、ユ インス、小川諒也の4選手。子どもたちとの授業に先立ち校長室を訪れた選手たちは、選手のサイン入りフラッグとボールを樋川石原小学校校長に手渡しました。
その後、選手たちは校庭へ移動。石原小の6年生たち(2組・66人)にハイタッチで出迎えを受けました。
『調布のこんな片隅ののどかな学校にいらしてくださりありがとうございます』と石原小の子どもから挨拶があり、子どもたちが「この日のために」と練習してきたブルゾンちえみ with B テイストの歓迎パフォーマンス(組体操)を選手の目の前で披露。これには選手たちも大変盛り上がりました。
その後選手たちから自己紹介があり、子供たちからの質疑応答の時間が設けられました。
『くじけそうな時にはどうやって乗り越えてきたんですか』との質問に、小川選手は「自分もサッカーをくじけそうになったり、心が折れそうになったこともあった。サッカーはチームスポーツなので、周りに年上の先輩がいて、アドバイスをもらったりした。辛い時には仲間に助けてもらえた。いいチーム、いい仲間がいればきっと大丈夫」と語りました。
質疑応答の後には子供たちが4つのグループに分かれ、1グループに1人選手が加わり、ミニサッカーの授業。憧れのプロ選手とのサッカーに、子どもたちはイキイキ真剣にプレー。ゴールが決まった瞬間には大歓声が響き渡りました。
すべての選手が各チームで順番にプレーした後、子供たちの選抜チーム対東京の対戦が行われました。選手4人対子ども15人と、選手にはかなりハードな対戦でしたが、選手たちの華麗なパス回しにどよめきが起こるなど、子供たちもプロ選手の技術を体感。そんな中、石原小選抜チームがゴールを決めると子どもたちからウェーブが起こるなど、大変盛り上がった試合となりました。
試合後は楽しみな『給食』タイム。2選手ずつが組になり、6年生の2クラスの子どもたちと一緒に給食を楽しみました。この日のメニューはシーフードピラフ、豆腐グラタン、野菜スープ。子どもたちと机を囲み給食をいただく選手たちは童心に戻ったように、とても楽しそうに子どもたちと会話をしていました。子供たちからの様々な質問には、普段聞くことが出来ないような『本音トーク』で会話をするなど、素直な子どもたちに誠意をもって応える選手たちの姿が印象的でした。
黒板に描かれた自分の似顔絵に気づいた高萩選手。「これ誰が描いてくれたの?」と嬉しそうに訪ねていましたが、「とってもよく似ているね!でもね、ひげはこっち(鼻ひげ)じゃなくてこっち(あごひげ)だからね(笑)。もしかしてお父さんがこのひげはやしているのかな?」と描いてくれた子に優しく話しかけていました。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、給食の最後に石原小応援団の子どもたちから、FC東京へのエールが送られました。
「こんな近くで話せるなんて!」と憧れのプロ選手と間近で接することができ、興奮気味に話していた子供たち。きっと素晴らしい思い出となったことでしょう。
今年も小学校にて大変な歓迎を受けた選手たちも、この応援を胸に、今後のシーズンも頑張ってくれることでしょう!